
様々なサイトで皆さんはパニック障害の知識を吸収されていると思います。
ここでは裕が実際に体験したパニック障害に絞って説明をします。
☆症状
脳の血管が破裂したような感覚(死んでしまうと感じてしまう錯覚)
動悸
過呼吸
血圧上昇
他にも色々な神経の誤作動が生じてしまう病ですが裕は主にこの症状で発作を繰り返してました。
発作は30分以内には治まりますがその後の疲労感は大変なものです。
☆予期不安
パニック障害になられたほとんどの方が「予期不安」「広場恐怖」を経験されていると思います。
よく聞くのが「電車に乗れない」「スーパーのレジ待ちができない」「高速道路を運転できない」「風呂場が怖い」などですが
裕の場合は少し違って「火が怖い」といったケースでした。これは初めて発作を起こした場所が調理場で火を使っている時だからと
推測しています。
予期不安は「認知療法」や「行動療法」などで克服しなければなりません。裕は実はパニック障害で1番怖いのは予期不安ではないかと考えてます。
昨日までは何も考えずヘッドフォンで好きな音楽を聴きながら電車に乗っていた事が突然出来なくなってしまうのです。
言い換えれば「病気以外のことが考えられなくなる」
これは決して大袈裟ではなく裕も24時間ほとんど病気の事で神経を使っていました。
この状態が長く続けば続くほど神経的にも体力的にも消耗が激しくなり所謂「うつ状態」になっていきます。
パニック障害の患者さんはかなりの確率で「うつ状態」に陥ります。
裕が周りの理解を得ようとよく使う言葉で「パニック障害は普通の人の3倍の神経とエネルギーを使う病気」と説明する時があります。
当然、マラソンを全速力で走ったとしたらその反動は凄いダメージです。所謂これがパニック障害からくる「うつ病」です。
しかしながらパニック障害になった方々全てがうつ傾向型ではありません。裕もうつ傾向型ではなかったのですがそれでもやはり
「低度のうつ傾向」の診断はされました。
この様にパニック障害は様々な精神的な病の引鉄になりかねない病気です。
裕はパニック障害から摂食障害・低度のうつ病・呑気症・不整脈を併発しました。
☆治療
パニック障害の治療は薬療法と認知療法と行動療法が基本ベースになります。
辛い決断をしなければいけませんがパニック障害と診断されたらまずは会社や学校などに休暇を願い出るか
もしくはそれが認められなければ辞める決断をしなければいけません。
この病気は全集中を病気に向け体を休め少しずつ治すしかありません。家族などにも理解されない方がほとんどなので
難しいかもしれませんが初期のうちに対処しなければ治りも遅くなることだけは確かです。
全ての病気に言えますがパニック障害も早期発見 早期治療が大切です。もしかしたらとこのサイトをご覧の方がおられたら
心療内科に足を運んでください。
昨日までは普通に生活をしていたのにいきなりパニック障害になる方々がほとんどだと思います。
皆さんも半信半疑でしょうし裕もそうでした。
しかしながらパニック障害は「誰にでも襲いかかる病気」という大前提は忘れないでください。
心の病になられた方は必ずといって「自分は精神的に弱いのじゃないか?」「ストレス発散が上手くないののじゃないか?」と悩まれます。
以前までは残念ながらそういった事が言われてきました。しかし近年の研究で心の病は「脳の神経伝達の誤作動」という認識が医師の中でも認められてます。所謂「脳内物質の病気」なのです。
ですから決して精神的に弱いというものでもありません。残念ながら世間ではまだまだ偏見がありますし裕も病気になったにもかかわらずいまだに偏見が全くないとは言いきれません。
このようにパニック障害は単なるストレス性疾患でもないことが理解できると思います。しかし脳外科などに行っても治療はできません。それは目には見えない病気だからです。
根本は脳内の伝達物質の誤作動なのですがストレス超過によって病気に拍車が掛からない事実も認めなければなりません。
このストレスだらけの現代社会の中 どうして自分だけがパニック障害になったんだろ?と考え込む方も多いはずです。
裕もこの病気になって随分悩みました。「どうして僕だけ・・・」
その答えは個々の生活、人生にあるのかもしれません。数学のように回答が1つではありません。まずは病気と向き合って一度人生を振り返ってみてください。
少なからず答えが見つかってくるかもしれません。
そして何よりも大切なことは深く考え込み追求しないことです。考えることは悪いことではありません。しかし完璧な答えは見つけようがありません。
かといって病気になってしまったのは仕方がないです。誰しも病気になりたくてなるものではありませんから
仕事をなくすかもしれません。学校を辞めなければならないかもしれません。
余談ですが裕は仕事を辞めない代償に数百万の借金を抱え込みました。
病気になって当初はこんな病気ぐらいで休まないといけない情けなさに打ちひしがれていました。大きな勘違いです。
パニック障害では人は死にません。ですがうつ病やその他の精神疾患を併発してしまうと死ぬかもしれません。
そう「自殺」です。ですからこの病気は死ぬかもしれない病気なのです。
全国の自殺件数は増加の一途をたどっています。日本の3大疾患と並ぶくらい死亡率が高くなる恐れがあります。
ですから決して甘く考えず治療に専念しましょう。
しかし入院し手術をしても治らない病気です。普段は他の人から見れば健康に生活してるようにさえ見えます。
誹謗中傷もちらほらと聞こえてくるかもしれません。いわゆる贅沢病と言われる所以です。
恐怖と苦しみは本当に自分しかわかりません。
当然ながら少なくとも身近におられるご家族などの助けは必ず必要です。しかし真の恐ろしいところはこの病気になってみない限り決して理解できないところです。そして本人も上手く説明できない方々が多くを占めています。
ご家族ならびご自身を支えてくれる方が病院の先生に説明を受けられるのが1番良いと考えます。